青森県産にんにくの特徴と、中国産とのちがい

なぜ「青森県産にんにく」なのか

日本でにんにくと言えば、青森県です!

「にんにくはどこで採れても味は同じ」「値段が安い中国産でいいかな?」と思っていませんか?

実は味も粒の大きさも品種も違う、まったくの別物なんです。

青森県産と中国産のちがい(見た目・粒の大きさ)

青森県産にんにくと中国産にんにくの比較

中国産にんにくの粒の外観
粒の大きさに明確な差があります
青森県産にんにくの粒の断面
断面でも粒の大きさの違いがわかります
中国産にんにくの外観
中国産にんにく
青森県産にんにくの外観
青森県産にんにく

寒冷地向けの品種「福地ホワイト」

青森県産にんにくは、「福地ホワイト種」という寒冷地で育つ品種。中国産にんにくは暖かい地域向けの品種です。

ぶどうに「巨峰」「シャインマスカット」、りんごに「ふじ」「王林」と品種で味が変わるように、にんにくも品種によって味が異なります。

中国産にんにくはピリッとした辛みがある傾向。

青森県産にんにくは、
★ 栗や芋のようなホクホク感
★ とても甘い(糖度 約35〜40度)
★ 料理全体がまろやかな風味に

青森県産といえば「福地ホワイト」

福地ホワイトの外観

青森県は内陸盆地型の気候で、日中はあたたかく夜は冷え込むため、昼夜の寒暖差が大きいのが特長です。

また畜産がさかんで、牛糞由来の堆肥を確保しやすく、長年の土づくりにより肥沃な土壌が形成されました。その結果、農薬散布回数も慣行栽培の5割以上削減が可能になっています。

これらの条件がそろってはじめて、「皮が白く粒が大きい」「身が締まりジューシー」「甘みがぎゅっと詰まった」にんにくの高級ブランド「福地ホワイト」が生まれます。

にんにくの収穫は年1回のみ

植え付けから出荷までの流れ

にんにくは10月に植え付け、冬を越え、6月下旬〜7月上旬に収穫します。収穫後は約3週間かけて乾燥し、ようやく初出荷となります。

雪の中で育つにんにく畑 にんにく収穫前の最終確認 獲れたてのみずみずしいにんにく 乾燥して保存できる状態の青森県産にんにく

その後、約3カ月は休眠状態ですが、にんにくは生きているため、やがて芽や根が出てきます。休眠を最適に保つため、当店では専用の大型冷蔵庫で保管し、多くの契約農家からの入荷により、一年中安定供給を実現しています。

当店で取り扱っている青森県産にんにく「福地ホワイト」商品