当社独自のにんにく保存について

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おはようございます
前回投稿から2週間以上も間が開いてしまいました。

いよいよ令和7年度産の青森県産ニンニクが市場に出てきます。
というか出てき始めました。
今シーズンのニンニクは昨年と比べると小さめ
数字で表現すると80%といったところでしょうか。
6月の雨が少ないためニンニクが大きくなりきれなかった感じです。
また別の機会にこの辺はお伝えしようかと思います。

さて表題のにんにく保存についての話です。
にんにくは1年に1回しか収穫できない野菜です(現時点では)。
将来、例えば水耕栽培や人口栽培技術が生まれてくれば
また違う可能性も見えてきますが、基本的には1年に1度の収穫です。
では何故スーパーマーケットや青果市場などにずーっと並んでいるのか?
それは冷蔵保管技術というよりも温度管理が早期に確立されていたからです。

当社では常時マイナス3~4度の温度帯でニンニクを保存してますが
これは凍らないギリギリの温度で氷冷保存とも言われてます。
青森県のニンニクを取り扱う業者では相当前から採用されていた
保存技術だと言われております。
当社も1999~2001年の間に専用冷蔵庫を順次建設してまして
ニンニクが凍らず休眠状態に保てる温度帯で保存しております。

しかしながら当社で長期保存はできるわけですが
お客様の手元に届くまで鮮度が保たれる保証は今なおありません。

当社 → スーパーマーケット → お客様(消費者)

当社 → 青果市場 → スーパーマーケット → お客様(消費者

と、当社から出荷する場合でもお客様との間に1クッションもしくは2クッション入るわけです。
当然のことながらスーパーマーケットの店頭に並んでいる段階で
傷んでいたり、発芽・発根して見た目が微妙な感じになったりします。

それを可能なかぎり防ぐため当社独自の保存期間を延長させる処理を施してます。

約半年前に仕入れた2個のニンニクを並べた画像です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが
右側のニンニクにちょっと根が出ているのが見えますでしょうか?
こちらはにんにく専用冷蔵庫に入庫してそのままにしておいたニンニク。
一方、左側のにんにくは冷蔵庫に入れる前に独自の保存機器で処理済みのニンニクです。
保存のために特殊な薬物や添加剤などは一切使用しておりません。
安心して召し上がっていただけるニンニクとなってます。

企業秘密な部分があるため完全公開はできませんが
近々当社のホームページにても少しお見せできるかもしれません。

繰り返しになりますが薬品や添加物は一切使用しておりません!
安心してご利用いただければと思います

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この記事を書いた人

39年にわたり青森県産にんにくの販売・業務用卸を手がけてきた、「いいにんにくSHOP」店長の近本です。EC販売歴も10年以上となり、全国の飲食店やご家庭のお客様ににんにくの魅力をお届けしています。
むきにんにく・低臭にんにく・黒にんにく・ビバガーリックなど、用途に合わせたにんにく商品を幅広く取り揃え、産地・加工・品質すべてにこだわりを持ってご提供しています。
これからも「国産」「品質」「お客様の声」を大切に、にんにくのある豊かな食卓をサポートしてまいります。

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